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Casa500(カーサ・チンクエチェント)は旧トリノ工場にある『FIAT500の家』

投稿日:2021-09-22 更新日:

2021年9月22日、フィアット(ステランティス)はFIATのお膝元である北部イタリアの工業都市トリノの同社工場跡地に、新施設カーザ・チンクエチェント(Casa 500)、そしてラ・ピスタ・チンクエチェント(La Pista 500)を開設しました。

フィアットの旧リンゴット工場・再開発ビルを改装したものです。

左からフィアットCEO兼ステランティスCMOのオリヴィエ・フランソワ氏、アニェッリ絵画館のジネヴラ・エルカン会長、シンガーで(RED)の共同創設者のU2のボノ、(RED)社長兼CEOのジェニファー・ロティート、ステランティスのジョン・エルカン会長、ラポ・エルカン。

 

少しの過去と少しの未来を見据えたプロジェクト

リンゴット工場はフィアットの故郷であり、そのルーツです。ステランティスとなった今も、FIATにとってリンゴットは特別な場所で、「カサ500」開館は意味のあることでした。

そして、La Pista 500(フィアットによるとヨーロッパで最大と言われる屋上庭園)もまた象徴的な施設です。工場の屋上にはかつてのテストドライブコースがあり、FIAT車の錚々たるモデルの数々が同社の長い歴史の中で走行試験を行ってきました。

 

2023年から毎年新しいモデルを

フィアットの新しいシンボルになることを目指す2つの施設。

2023年以降、毎年新しいモデルを発表していくことに意欲的なステランティスのジョン・エルカーン社長はこう述べています。

「今日からトリノには新しい博物館があり、私たちの街に住んで訪れる人々にユニークな体験を提供する庭園があります。ミラフィオリへの電気への投資とリンゴットの緑の変容は次のとおりです。ステランティスのコミットメントは自動車セクターが受けている変化を自信を持って導き、持続可能で前衛的なモビリティのメリットをすべての人に提供することです」

「今日、フィアットの道のりで常に主人公であったリンゴットの歴史に新しい章を開きます。私たちの未来の種を植えます」

 

Casa500(カーサ・チンクエチェント)

複合施設内にある約700平方メートルの広さを誇る、美術館ともいえるミュージアム。

2020年7月にバーチャル博物館としてインターネット上でも公開。世界中からのアクセスが集まりました。 既存の施設「ピナコテカ・アニェッリ(アニェッリ絵画館)」の一部約700平方メートルを使用し、展示室の中心には1956年に製作され、FCAヘリティッジ部門が保有してきた開発用木製モックアップが据えられている。

モデルの歴史をたどるだけでなく、50年代と60年代の大規模なモータリゼーションの主人公であり2007年に復刻した『500 チンクエチェント』を讃えています。 トリノを拠点とする会社の過去、現在、未来を示しています。

展示物のコンセプトは、レガシー(500の起源である1957年に戻る写真とビデオ)、イタリア製(リンゴットの小さなもののように、彼らのスタイル)、ブーム(1950年代の経済的素晴らしさを証明するスペース)、エゴ(新しい千年紀に捧げられたエリア)、倫理的(現在の10年に焦点を当てたセクション)

特に「レガシー」のコーナーでは、イタリアの産業・文化遺産的価値に焦点を当て、 「メイド・オブ・イタリー」のコーナーでは、エットーレ・ソットサスによるオリベッティ社製タイプライター、アキッレ・カスティリオーニのブリオンヴェガ社製ラジオなど、イタリア工業デザインの象徴的プロダクトを展示しています。

歴史ゾーンでは、歴代フィアット500に関する多くの動画コンテンツが閲覧で、 スケッチや画像のコレクションはデザインの進化と、フィアットが3世代の500で試みた創造的冒険を見ることが可能。 館内のアーカイブ動画で、2007年型をデザインしたことで知られるロベルト・ジョリートがヴィアレッティ社のモカ(家庭用エスプレッソ・コーヒー沸かし)を手にとり、それがイタリア人の朝のスタイルを変えたように、1957年のnuova500もイタリア人の生活に変化をもたらしたことを示しています。 また、2代目や3代目がノスタルジーによるものではなく、常に進化とより良い生活スタイルを求めた結果であることを強調しています。

 

La Pista500(ピスタ・チンクエチェント)

この「スカイガーデン」は、歴史的なフィアット工場の屋上にある27,000平方メートルのうち7,000平方メートルを占める高地(高さ28メートル)の緑地であり、建築家ベネデット・カメラナの作品です。リンゴットの1.2kmのループ全体に沿って分布しています。この古いテストトラックは、現在、電気自動車だけでなく、自転車やスクーターでも使用できます。緑の島々には、生態学的基準に基づいて選択され、水と肥料の消費量が少ない技術で栽培された300の種と品種に属する40,000以上の植物が生息しているそうです。

 

(RED)U2ボノと特別コラボ

フィアットはまた、Bono Voxによって共同設立されたプロジェクトである(RED)とのパートナーシップから生まれた500シリーズの特別シリーズであるNew(500)REDを発表。

リンゴット・ビルの屋上ヘリポートでおこなわれた発表会場では、ロックバンド「U2」のボーカリストで、企業の販売収益の一部を慈善活動に役立てる(RED)のファウンダーであるボノが登場。自身の最初のクルマがフィアット車であったことを明かすとともに、今回の新施設を「セクシーでスマートな計画」と評しました

エイズとの闘いにおける国民の意識を高めることを目標に掲げ、Stellantisはフィアットは500eをベースに、車体色やシート、アクセレレーション・ペダルなどにレッドを使用したバージョン「(500)RED」を発表(イタリア国内価格は2万2800ユーロ)。その(RED)とともに、2021年から2024年の間に、エイズやCovid-19との闘いにおいて世界基金を支援するために少なくとも400万ドルを寄付することを約束しています。

 

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