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初の電気自動車ラインナップとなるフィアット500EVモデルの日本販売(おそらく2022年発売)が取り沙汰されますが、2007年時の新型フィアット500も、大なり小なり何らかの初期不良の話は耳にすることが多かったと思います。
FIATに代表されるイタリア車を色メガネで見るつもりもなく、どこの海外車もみんな似たようなものだし、日本車だって不具合やリコールは別に珍しい事でもないけれど、物作りのスタンスが大きく違うのは確か。
デザイン性は流石で、実車をみると欲しくなっちゃいますケドね(笑)
実際のところ、完品を求め過ぎるのは日本人のちょっと潔癖症な面であり特質でしょうし、とりあえず乗ってもらいながら『不具合は見つかったら直せばいい』という合理主義的とも取れるヨーロッパ思考のもと設計されている外国車にはややカルチャーショックを受けることも。
おそらくは、この度の次期電動モデルである500EVにおいても、デビュー仕立ての最初期型ではチラホラ初期不良は生じると予想できます。たいていが対策部品に交換されることであっさり解消する程度だと思われますが、そういうトラブル系を煩わしく感じる方であるならば、車として熟成されてくるまで数年以上は待つのが吉。少しすれば情報も出揃ってきますし。
悪名とも言えるレッテルが貼られてしまった『デュアロジック』の件がいい例だと思います。
特にEVは、そもそもが新しいクルマの技術であり発展途上。テスラの躍進で周知の通り、アメリカやヨーロッパの方がEVにおいては先進的ではあるものの、改良の余地はまだまだ広大ですからまさに日進月歩。フィアット500EVも何年かで性能は格段に良くなると考えられます。ステランティス(Stellantis)グループ内での技術力の共有も大きなアドヴァンテージ足り得るでしょう。
となると、
充電スポット施設などEVインフラの配備が不足していて、自宅に充電設備を用意するのも簡単ではない居住条件の人が圧倒的に大多数である日本の現状下で、
まだ実験的な部分も多い上に価格も高いEVニューモデルの輸入車をチョイスするメリット・恩恵はけっこう少ない。
別に焦って無理する必要はまったくないので、もうしばらくはツインエアやアバルトでFIAT&ABARTHのラスト・エンジン車を満喫するのもアリなんじゃないかな、とは思うわけです。もちろん、好きなら損得勘定なんて抜きで乗りたいタイミングで乗ればいい。クルマってそういうもの。特にイタリア車はね(笑)
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