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生産終了・廃止 フィアット車種

【完全終了】フィアット500ツインエアは2023年10月末に生産終了が確定!12年間の販売に幕‥

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ツインエア生産終了は2023年10月末

電気自動車の新フィアット『500e チンクエチェント・イー』の販売開始に伴い、現行エンジン車のツインエア生産終了は既定路線ではありましたが、2023年10末をもってTwinAirの工場生産を終えるという発表がステランティスより公式にアナウンスされました。今後の日本での新車販売も遂にリミットを迎えることになりそうです。

 

ツインエア”TwinAir”エンジンについて

ご存知の通り『ツインエア TwinAir』とは、フィアットの2気筒エンジン名です。

普通車の多くは4気筒が主流で、軽自動車でも3気筒まで一般的とのこと。この「気筒」は簡単に言うとピストン機構のことであり、基本的にピストンを備える数が増えるほど排気量が多くなりパワーが上がると考えていいでしょう。しかしその分、エンジン自体も大きくなり小回りは効かなくなります。

その観点からも、ツインエアの「2気筒」の採用はかなり画期的で、現代のクルマとしてはちょっと考えられない発想ではあったので、当時の評価は驚きとともに受け取られたことを憶えています。

 

 

当然ながら2気筒ということで、排気量0.9リットル(875cc)とエンジンパワー自体は非力。

それを補うためにターボを搭載して馬力をかせいでいるわけですが、エンジン機構はダウンサイジングされ車重も軽量化、当時のエコカーの部類にカテゴライズされるほどの燃費性能を両立させました。ハイブリット化も視野に入れた開発だったそうです(結果的にはTwinAirハイブリッドは実現せず)。

 

 

ツインエア終売に伴うキャンペーンを展開

ツインエア生産終了

10月20日のStellantisジャパン(フィアット)公式発表によると、全国のFIAT/ABARTH正規ディーラーにて10月20日〜12月29日『Grazie TwinAir(グラツィエ・ツインエア)』 キャンペーン』を開催とのこと。

日本のフィアットで現行販売されているTwinAir搭載のガソリンエンジン車は「500 チンクエチェント」とカブリオレ版の「500C」そして「Panda パンダ」の3車種ですが、残り台数がどの程度までストックされているかは分かりません。

 

Grazie TwinAirキャンペーン概要

対象期間:2023年10月1日~12月29日の期間中に成約および登録
対象モデル:
・500 TwinAir Cult
・500 TwinAir Dolcevita
・500 Dolce Bianco
・500C TwinAir Dolcevita
・Panda Easy
※「500 Sempreverde」「500C Sempreverde」は除く
内容:
期間中に対象モデルを成約/登録した場合、抽選で各店舗2名(合計148名)にフィアット オリジナルグッズをプレゼント

諸元:フィアット公式

 

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