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乗らないと後悔する!?フィアット車フルEV化前のツインエア&アバルト中古購入術

投稿日:2022-03-31 更新日:

ご多分に漏れず、フィアット&アバルトで内燃機関・ガソリンエンジン車が廃止されるのだから、当然ながらツインエアは生産終了の憂い目。

故障がよく取り沙汰されていたのはデュアロジックの方ですし、別ブログでも書いていたのだけれど、ツインエアはMTが最高の組み合わせかなと。

 

そしてTwinAirエンジン自体が壊れることはないです。イタリアを始め欧州のエンジン技術はレベル高いのです。

2気筒ならではの音や振動を不快に感じたことは、個人的には一度もありません。むしろ心地よいビートで、旧車のチンクエチェントを彷彿とさせる好要素ですね(^_^)

買ったことも後悔してないですし、逆に乗っておかないと後悔しますよ?と言いたいくらい(^-^)b

はたまた不具合が出て事故ったこともないし、ましてや死亡事故なんてFIAT仲間内でウワサすら聞いたことはないのです。(検索ワードとか予測変換でしばしば見かけるけれどもアレは何なのだろう?)

ツインエアはPopポップには設定されていないアッパークラス。2気筒の0.9リッター(875cc)ながらターボでパワーを紡ぎ出すから、1.2リッター4気筒エンジンより馬力は上回ります。それでいて燃費向上してるという、実にすごいエンジンなのですよ。機能性を伴うダウンサイジング成功を評価された2011年エンジン・オブ・ザ・イヤーは伊達じゃない!違いを示すためにもグレードはぜひともLoungeラウンジを奢ってほしいものです。

ちなみに、残念ながらアバルト車にはツインエア搭載モデルはありません。ハイチューニング施して自前でサソリ化させるのも面白いですよね!まさに先代の2気筒モデルのオマージュになると思います。

しかし、アバルト595EV化もおそらくは2024年目処と言われていますし、本物のサソリのクルマに乗っておくのも選択肢の一つとなるでしょう。

 

これは500シリーズやPANDAといったフィアット・ブランドも同様で、何年かすると日本市場でもツインエアの新車購入は難しくなると思われます。かつて構想のあったツインエアとHYBRIDハイブリッドの組み合わせも実現はせず、3気筒エンジンがハイブリッドに採用されました。

だからと言って、現状は日本でガソリンエンジン車が急に廃止されるような兆候はないので、ツインエア搭載のフィアット500にまったく乗れなくなるわけではないでしょう。EVフィアット500が日本発売を迎えれば、乗り換え組もある程度出ていっそツインエアの中古車市場でのタマ数は増えると思いますし、これからTwinAirに乗り換える選択肢もありですよね。

理想はMTですが、マニュアル・チンクは500Sか限定車マヌアーレしかないのと、アバルトと違い全車が右ハンドル・ポジション。どうしても左ハンドルに乗りたいのであれば並行輸入車しかありません。ドライビングポジションなど考慮するとやはりLHDの方に軍配が上げたい所なのですが、左側通行の日本の道路で走らせるにはデメリットやリスクもあるので一概には勧められませんが…

それと、フィアット500を中古車で買う注意点は、ツインエア云々よりもデュアロジックなので、当該ユニットが新品にアッセンブリー交換された経緯があるのかが肝(キモ)。あるいは判断のポイントとしては、ユニット未交換でもデュアロジックオイルの交換などメンテナンスが施されているか。総走行距離5万キロ前後でノーメンテナンスの中古車となると危ないかもしれません。赤信号に近い黄色信号だと思います。

 

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