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ガソリン車にないEV電気自動車ならではトラブルとは?

投稿日:2021-12-01 更新日:

充電スポットの混雑やトラブルで予定が大幅に狂うことも…

まだまだ発展途上な部分はあるとはいえ、街なかで見かける機会も増えてきた電気自動車。モーター駆動による強いトルク感やシームレスな加速は乗り物としても優秀。イメージ以上に運転の楽しさを感じさせてくれる電気自動車ではあるものの、現行のガソリンエンジン車では起こりえないトラブルに遭遇することもあります。

■電欠の恐怖と読めない時間

電気自動車で一番心配なのが電欠です。ガソリン車のガス欠とは異なり、近隣のガソリンスタンドで充電できる確証がない分いっそう気がかりなのも実際のところ。そして、現状ではまだまだ数の少ない充電スタンドが混雑してたら、出掛ける予定も大きく狂わされてしまいます。それに順番待ちもガソリンスタンドで待つより圧倒的に時間がかかってしまうのです。

■充電器のトラブルは死活問題

そして、怖いのが充電器のトラブル。有人スタンドやディーラーであればその場で対応可能かもしれませんが、無人スポットで起きる故障や不具合といったトラブルの可能性は怖い。バッテリーの電力残量に余裕があればまだしも、ギリギリの状態で何とかたどり着いた場合など、充電器がトラブルで使えないとなるとアウト…

 

バッテリーは温度が上がっても下がってもトラブルの原因に

■バッテリー温度の上昇

ガソリン車でも水温が適正値よりも上がってしまうとオーバーヒートというトラブルはあるものの、基本メンテナンスがなされている車両であれば、普通に走っている限りオーバーヒート状態に陥る可能性は非常に低いでしょう。

一方、電気自動車はバッテリーに急激な放電や充電のような負荷を与えると、みるみる温度が上昇してしまう。これは何もサーキット走行のような激しいものでなくても、例えば高速道を延々とひた走り、バッテリーが減った状態でサービスエリアの急速充電器を使って急速充電を行う、という形であっという間に温度が上昇してしまいます。

バッテリーの温度が上がると充電のスピードも落ちるし、上がり過ぎると出力が絞られることも。もちろんバッテリーの劣化にも影響します。

■冷え切ったバッテリーも問題

加熱されたバッテリーも問題ながら、バッテリーの温度が冷えすぎるのも問題です。バッテリーの温度が低すぎても十分な性能が発揮できず、バッテリーの消費速度も上がってしまうからです。寒い時期にスマホの充電が早くなくなってしまう経験をした人もいるかと思いますが、まさにそれと同じことが電気自動車にも起こるわけです。

ちなみに電気自動車も車種によってはバッテリー用の冷却装置やヒーターが備わっているものもあります。そういったモデルであればバッテリー温度の問題はやや改善されるものの、根本的に完全解決できるものではありません。

■バッテリーの劣化問題

電気自動車オーナーが一番戦々恐々としているのはやはりバッテリーの劣化でしょう。最近のモデルはバッテリー本体の改良や保証制度の充実によって不安の度合いはかなり下がったと言えますが、それでも不安であることに違いはありません。

もちろん、エンジン車であっても経年劣化でパワーや燃費は悪くなるものですが、不慣れさゆえか先入観からなのか、なぜか電気自動車の方が精神的にきますね…

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