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【リチウムイオンバッテリーとは?】新型フィアット500EVにも搭載

投稿日:2021-11-27 更新日:

最新型の電気自動車モデルとなるフィアット500evに搭載されるリチウムイオンバッテリーは、現時点のタイプで蓄電容量は42kWh。

1回の充電での航続距離は、WLTPサイクルで約320kmとされ、市街地のみなら最大460kmにまで至るそうです。

出力85kWの急速充電システムが搭載し、約50kmを走行するために必要な電力は5分間ほどで充電可能とのこと。急速充電器を使った場合、およそ35分でバッテリー容量の80%まで充電できるスペックとなります。

 

リチウムイオン電池とは?

バッテリー式電気自動車、プラグインハイブリッド電気自動車、および将来の電動化技術(BEV、PHEV)に導入されているリチウムイオンバッテリーは、同じサイズの他のタイプの充電式バッテリーよりもはるかに軽量で、1か月の充電量の約3%しか失われず、何千回も充電および放電できるという特徴を持ちます。これらの理由から、今後の車両用途に推奨されるバッテリー電気エネルギー貯蔵システムとしての中心的な役割を担う蓄電池とされています。

リチウムイオン電池の仕組みは、その名の通りリチウムイオンの移動を利用して充放電を行う構造で、正極負極の間に貯められた電解液の中を、リチウムイオンが、正極から負極へ移動することにより充電され、負極から正極へ移動することにより放電する仕組みです。

リチウムイオンバッテリーの特徴は、エネルギー密度が高く、高電圧かつ大容量であること。そして先述の通り、電池の寿命が長く、充電放電の繰り返しにも耐久性があること。また、充電速度も比較的速いという利点もあります。

そのため、スマートフォンやノートパソコン、デジタルカメラなど、頻繁に充電を繰り返すモバイル機器のバッテリーとして普及しているわけですね!

 

車載用バッテリーもリチウムイオン電池に

リチウムイオン電池は車載用のバッテリーとしてEV電気自動車・ハイブリッドカーを中心に採用されてます。

従来車のバッテリーは鉛蓄電池が一般的ですが、よりエネルギー密度が濃い上に、自己放電が少なく8~10年の寿命を持つリチウムイオン電池は高いメリットがあり、高出力と小型・軽量化の両立が可能となりました。

 

リチウムイオンバッテリーは再利用が可能

FCA US LLC(元クライスラー)などでは、今後さらに多くの車両で電動化技術を使用されることから、顧客がリチウムイオン電池を簡単にリサイクル・再利用できるようにする取り組みも行っています。

リチウムイオンバッテリーは、従来の自動車用バッテリーとは異なる化学的性質を持っているため、リサイクルおよび転用プロセスが異なるそうです。

 

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