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EVフィアット500計画始動!FIAT最新モデルの電動化&ハイブリッド導入を発表

投稿日:2018-06-01 更新日:

2018年6月1日、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)は「2022年までの5ヶ年の中期経営計画」を発表し、FIATブランド(フィアット、アルファロメオ、ジープ、マセラッティ)のハイブリッドを含めたEV・電動車化を軸とした、今後の電気自動車戦略を発表しました。90億ユーロという膨大の資本金を投入してフィアットブランドのEV化を急速に推し進めるという。

2022年には、フィアットのヨーロッパ市場でのEV車の売上比率目標を60%としたかなり大風呂敷ともいえるEV化計画。FIAT車のラインナップを見直し、チンクエチェントとパンダの2つに絞り込むという。

 

最新の次期フィアット情報としては、FIAT初の電気自動車となるEV車モデルのフィアット500eチンクエチェント・イーが2021年末までの日本リリースを目指している事が明言されており、500シリーズやフィアット・パンダが最新型へとフルモデルチェンジ。ハイブリッド車タイプの導入も示唆されています。

 

かつて、前CEOのセルジオ・マルキオンネ氏(故人)は同社のエレクトロモビリティ推進について肯定的な見解を示してはいなかったのですが、この5カ年計画の発表においてFCAグループは今後のEV化戦略を固めました。

最新型の次期フィアット500のハイブリッド化(マイルドハイブリッド/mHEV)、そして将来的なEV化を視野に入れた計画が暗示された内容となっています(2018年当時)

 

示された新しい戦略では、2022年までの4年間に90億ユーロ相当の電気自動車(EV化)への投資が想定されています。フィアット、アルファロメオ、ジープ、マセラティの中心ブランドが取り上げられました。

FCAの計画としては、2022年時点でハイブリッド、プラグインハイブリッド車、電気自動車を20%、そしてマイルドハイブリッド(mHEV)を40%という配分を予測しているそうです。クリーンディーゼルエンジンは、既に廃止の方向へと舵を切っていますが、2021年以降は商用車分野のみにおいて運用される模様。

 

EV化されたフィアット500、電気自動車の500e(チンクエチェント・イー)は、2013年に既に発売されていますがアメリカ(北米)市場のみ。試験的な販売でもあったはずなので、正規ルートにおける日本へのEVフィアット導入は最新型のEVフィアット500が最初になるわけですね

500eという名称を引き継ぐのか?はたまた形状はモデルチェンジされてしまうのか?? 2019年以降の新生フィアット動向は愛好者tとしてはなかなか熱いモノがありました。

 

フィアット500をベースとしたエステート・ワゴンモデルの『ジャルディニエラ Giardiniera』がマイルドハイブリッドまたはEVモデルとしての設定を検討していることも言及されています。

SUVモデルの500X(エックス)と500L(エル)のハイブリッド搭載モデルも…?

 

アルファロメオにおいては、高性能ハイブリッドを搭載したモデルの市場投入を想定されているそうで、なんと、600〜700馬力の電気ブーストが予定されているとのこと!?(マジか) 数年後には、アルファロメオ・シリーズは全てプラグイン・ハイブリッドシステムに重点を置いて電化されるという。

いやはや、自動車業界も急激な時代のうねりを迎えているというわけですね…!

画像出典:FCA

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