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イタリアン商用EV『デュカト E-DUCATO』も日本に導入される予定?

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画像出典:stellantis公式

120年以上に渡る歴史を持つFIATの商用車部門のフィアット・プロフェッショナル(Fiat Professional)から、待望の『デュカト DUCATO』が2022年に日本導入されることになりました。

小型商用車の世界でも大きなシェアを持つフィアットの人気車種であるデュカートは、1981年のデビュー以来500万台以上が生産されたヨーロッパのベストセラー車。(その75%以上がキャラバンベースセクター)

100%電気自動車となった、フィアット・プロフェッショナル最初EVモデル『E-Ducato イー・デュカート』も満を持して発売されたばかりです。

「オーダーメイド」で誕生するE-Ducato

フィアット・プロフェッショナルは、電気自動車モデルの製品ブリーフィングを完了する前に、制御ユニットによるリアルタイム接続の許可を得た4,000台のサーマル・デュカート車両か5,000万kmを超える1年間の走行サンプルデータを収集。

道路上で実際のアプリケーションにより識別される様々なミッション・プロファイルを収集、そして集計されたデータの分析により、推進技術が顧客のビジネスの妨げを引き起こすことなく、電動化に向かってクリアしていく課題を特定。つまり、現行のガソリンエンジン車と同様の役割を遂行することができるを調べ、CO2排出のないゼロエミッションカーの商用車を設計・製造する礎としました。

E-Ducatoは、顧客のためだけでなく、顧客と「一緒に」設計および製造された、いうなれば「オーダメイド」で誕生したEV商用車と言えるのでしょう。

この調査フェーズに続いて「パイロットプロジェクト」が開始されました。

デュカートの電気自動車版のエンジニアリング開発段階で、プレシリーズ車両のミニフリートを製造。実際にマーケットに出す前に顧客企業に割り当てられ、データを収集しました。各ユーザーには4〜6週間の無料ローンの車両が提供され、各顧客は効果的かつ経験的にE-Ducatoを体験。バッテリーサイズ、ルートの種類、1日あたりの走行距離などを識別しながら、リアルな顧客プロファイルを確立しています。

 

「パイロットプロジェクト」に選ばれた顧客とのコラボレーションは引き続き行われ、プレス、ウェブ、ソーシャル、共同マーケティング、イベントへの共同参加、新しい実験的なビジネスラインの促進など、さまざまなコミュニケーションチャネルをカバーすると共に、環境の観点からビジネスの商業的側面を組み合わせる試みを継続しています。

フィアット・プロフェッショナルは、購入プロセス全体を通じて顧客と協力し、いわば「オーダーメイド」の製品を提供することに注力。これにより、購入者は、最初から真に環境に配慮したモビリティを実現することを目的として、プロセスに積極的に参加することが可能に。

現在、自動車産業は顧客文化との間で劇的な変化の最中にあります。熱(内燃機関)から電気への切り替えだけでなく、車両の販売から始まり、持続可能なモビリティサービスを自動車メーカー側も提供し続けることが出来るかが鍵になるでしょう。顧客の知識とニーズが、より一層、販売自体の重要な要素となっていきます。

 

フィアット・プロフェッショナルは、E-Ducatoの導入により更に、持続可能性の問題への具体的なアプローチを「テーラーメード」の文化を活かして実現することを目指しているとのこと。

実にイタリアらしい、ヨーロッパらしい、結束感のあるEVシフト戦略。

商業車ベースと言えど、この辺りの、上辺のコラボレーションだけに留まり終わってしまうことのない踏み込んだ営みが出来ることが彼らの強さであり、モビリティの”熟成度合い”の深さ。

日本の自動車産業は、欧州のEVシフト戦略に太刀打ちできるのか少し心配になる今日この頃…(^-^;

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